来年に向けて土壌改良を行う
9月に入り、北東北は先月のうだるような暑かった日から一転して、涼しい風が吹きぬける秋の日となりました。そんな秋を感じさせる中でみちのく事務所は9月3日から4日にかけて、来年の第11回八幡平ふるさとの森づくりに向けた土壌改良を行いました。台風12号がゆっくりと日本海を北上していましたので3日は雨が降ったり止んだりという日で、カッパが外せない中での作業となりました。
悪天候の中にもかかわらず森づくりに参加してくれたのは、JREUの組合員、OB会員と仙建工業の社員の皆さんたち30名でした。作業はまず、刈り払い機での草刈り、植樹場所の指定を行いました。また、他のグループは土壌改良を行う為の土をダンプで運搬、その他にバーク堆肥、パークチップ、自前の腐葉土を運びました。雨が降り続いて地盤が軟弱なために重機の使用は困難と判断し、穴掘りの作業は2畝だけを試験的に行い、後は翌日に回しました。
4日は朝から晴れ間も見える天候となり、作業はほぼ順調に進みました。穴を掘り、そこへバーク堆肥やバークチップ、腐葉土、炭を入れ、その上に重機で改良用の土を入れてその畝は完了です。土壌の撹乱は来春行う予定です。土壌改良は前日の台風の影響で約3分の1ほど残りました。これも撹乱の時期と合わせて行うこととしました。来年は3.000本植える予定です。
また、作業の合間を見て追悼植樹で残っていた添え木の取り付けも行いました。元山堆積場ではヤマハギが満開で、コナシも赤みを増し、秋の気配を肌で感じながら心地よい労働の汗をかきました。2日間、森づくりに参加してくれた皆さん本当にご苦労様でした。ありがとうございました。(仲崎事務局発)


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